[小ネタ] AWS Elemental Linkのデバイスでソフトウェアアップデートが実行されたのでようすをまとめてみた

[小ネタ] AWS Elemental Linkのデバイスでソフトウェアアップデートが実行されたのでようすをまとめてみた

ひさしぶりにAWS Elemental Linkのデバイスに電源投入してマネジメントコンソールでの確認を行ったところ、ちょうど自動ソフトウェアアップデートの適用場面に出会すことができました。慌ててスクショをとった結果をまとめてみたいと思います。
Clock Icon2020.11.26

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はじめに

清水です。ここ最近、AWS Elemental Linkのデバイスを触ったり、マネジメントコンソール画面の確認などをしていなかったのですが、本日ひさしぶりにLinkデバイスへの電源投入とマネジメントコンソールでの確認を行ったところ、自動的にソフトウェアアップデートが実行されるようすを目撃することができました。スクリーンショット多めですが、本エントリにてまとめてみたいと思います。

ここ最近のLinkデバイス絡みのアップデートの動作確認をしようと、デバイスに電源を入れつつ、AWSマネジメントコンソールを開いてみました。すると、何やら見慣れぬSoftware not up to dateの表示があります。

なお、この状態でスクリーンショット右側のLinkデバイスは電源投入、ネットワーク接続済み、映像入力はなしという状況でした。左側のLinkデバイスについては電源投入とネットワーク接続がされていない状況です。

デバイスの詳細ページに遷移してみましょう。以下は左側、電源投入とネットワーク接続がされていないほうのデバイスです。

以下の文言が確認できますね。

The software installed on the AWS Elemental Link device is out of date. Leave the device powered on and connected to the internet. As soon as you stop all the channels that use that device, MediaLive will automatically update the software.

Google翻訳で日本語訳したものが以下になります。

AWS Elemental Linkデバイスにインストールされているソフトウェアは古くなっています。デバイスの電源を入れたまま、インターネットに接続します。そのデバイスを使用するすべてのチャネルを停止するとすぐに、MediaLiveはソフトウェアを自動的に更新します。

どうやら特に操作は必要なく、電源が入っておりインターネットに接続されている状況、そして紐づいているChannelが停止されていれば自動的にソフトウェアが更新されるようですね。

では、もう一台の電源が投入されており、インターネットにも接続されているLinkデバイスについても確認してみます。デバイス詳細ページに遷移後、一瞬アップデートに関する先ほどの文言が表示されたのですが、すぐに表示が消え、また赤のSoftware not up to dateの表示もSoftware up to dateになりました。

ひとつ気になった挙動としては、意図してLinkデバイスの電源をオフにしたり、ネットワークを切断したはしていないのですが、マネジメントコンソール上からはDevice stateがUnknown、Connection stateがDisconnectedとなりました。もしかしたらデバイス側で再起動などの処理が走ったのかもしれません。(根拠のない予想ではありますが。)

少しすると(こちらも特に何も操作はしていません)、マネジメントコンソールからDevice stateがIdle、Connection StateがConnectedの表示を確認することができました。ソフトウェアアップデートが完了して通常の状態になったと思われます。

まとめ

AWS Elemental MediaLive用のセットアップ済みライブエンコーダデバイスとして動作するAWS Elemental Linkのソフトウェアアップデートのようすをまとめてみました。感覚としてはあっという間に終わった感じでしたので、マネジメントコンソールなど注視していないと電源、ネットワーク投入後の気づかぬ間に終わっている、ということもあるかもしれません。ただし、Linkデバイスの自動ソフトウェアアップデート自体は存在し、稼働中であれば使用しているChannelを停止したタイミングで実行される場合もある、という点は押さえておきたい点かと思いました。

なお、本エントリの執筆もほぼほぼ終えたところで気がついたのですが、以下のAPI Changesのアップデートがもしかしたら影響しているのかもしれません。定かではありませんが、DeviceUpdateStatusという項目が増えているようなので。

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